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酒田の古書店

例年、初夏に山形県の日本海側、酒田市のデパートに行っています。

江戸から明治の北前船で栄えた港町。出羽三山の山岳修験文化も残る、私の好きな町です。ここでの楽しみは商店街にある古書店。店内は昭和の小説、文庫がぎっしりと。松本清張、横溝正史、半村良、井上靖、、、昭和を彩った文筆家の作品が綺羅星のごとく並びます(ちなみに私は井上靖さんの大ファン)。

今回店主さんに尋ねたところ、数千冊の文庫は全て自身のコレクションとのこと!!会社をリタイヤ後趣味で販売しているそうです。

「全て読んだのですか?」
「一応、目は通してます」

本当の読書家の言葉に感嘆しました。カッコイイ、、、。

破格の酒田プライスで数冊購入、大切に読ませて頂こうと思います。

骨董担当、岩崎智洋でした。
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